髪のパサつきを抑えるストレートアイロンのかけ方とは
くせ毛で広がりやすく、ヘアアイロンがないと生きていけないという人は多いのではないでしょうか。私もその1人なのですが、ヘアアイロンを毎日使っていると、髪の毛の痛みやパサつき、気になりますよね。そこで、傷みを軽減させるヘアアイロンの使い方を紹介します。
タンパク質のただ漏れ注意!髪のパサつき原因は濡れた髪?
髪を洗った後、タオルドライし、そのタオルをターバンみたいに巻いたままスマホを触ったり、テレビ見たまま過ごしていませんか?洗髪後のタオルドライは必要ですが、髪の毛を乾かさず、そのまま放置していると菌が繁殖し、臭いがしたり、髪が痛む原因となります。また、髪の毛を濡れたままにしていると、キューティクルが開いてくるので、濡れた髪の毛のまま寝てしまうと、枕と髪の毛の摩擦により、キューティクルは剥がれ落ち、パサつく大きな原因となります。
髪の毛は、外側から「キューティクル」「コルテックス」「メデュラ」と3層に分かれていて、丸ごとバナナに例えると、外側のスポンジが「キューティクル」中の生クリームが「コルテックス」そして、中心にあるバナナが「メデュラ」と呼ばれる髪の中となります。丸ごとバナナですと、メデュラが一番多い割合ですが、本来の髪は真ん中にあたる「コルテックス」という部分が、髪の90%を占めるといわれています。
毛髪の表面をおおっている部分、髪の内部を守る働きがある
生クリーム→コルテックス
繊維状のタンパク質でできており、コルテックスの量によって髪の質がかわる
バナナ→メデュラ
タンパク質でできた髪の毛の芯
髪に痛みが生じると、外側のキューティクルが剥がれ落ちるので、そのなかにあるコルテックスが外側に流出します。丸ごとバナナに例えると端のスポンジがかかっていない生クリームの部分なイメージです。スポンジで保護されていない生クリームは外にどんどん出ちゃいますよね。こんな感じで、髪の毛の1本1本のたんぱく質が流失してしまい、パサつきが生まれることになるんです。すこしでもパサつきを予防するために、濡れた髪の毛はそのまま放置せず、ドライヤーで根元から丁寧に乾かす習慣をつけてくださいね。
濡れた髪のままヘアアイロンかけると、髪の毛は大爆発!
濡れたままの髪の毛は菌の繁殖やキューティクルが摩擦により剥がれ落ちてしまうことをお話ししましたが、ドライヤーをかけるのが面倒なので、髪の毛をヘアアイロンしながら乾かそうなんて思ったことありませんか?ヘアアイロンは160℃から230℃くらいまで設定できる商品がありますが、160℃といえば、てんぷらを揚げる温度くらいに匹敵します。
160℃の油の中に間違って水滴を垂らしてしまうと、パチパチはじけて大変ですよね。これ、ヘアアイロンにも言えることで。濡れた髪の毛を160℃の高温で挟んでしまうと、髪の毛の水分がいっきに飛んでしまうので、パサつく大きな原因になります。髪の毛にかかる傷みを軽減するためにも、ドライヤーで髪の毛を乾かしてから、ヘアアイロンをかけましょう。
髪の毛パサつきを抑えるヘアアイロンのかけ方とは
ヘアアイロンをかける前に、アウトバストリートメントで、髪を保護してからドライヤーをかけるとトリートメントが保護してくれるので、髪のダメージを抑えることができます。行きつけの美容師さんからヘアアイロンの前のトリートメントとして、ヘアオイルをすすめていただきました。このアウトバストリートメントとして使うヘアオイルは、タオルドライした後のドライヤーをかける前に1-2滴程度、髪を上に持ち上げるようにつけ、髪全体に添付します。つけすぎるとべとべとしてしますので、注意してくださいね。
1.洗髪後のドライヤーは丁寧に
ヘアアイロンにかける時間を短縮するため、ドライヤーは丁寧に根元を乾かし、その後、手ぐしで髪の毛を下に引っ張つようなイメージで全体に乾かしていきます。こうすることにより、広がりを抑えて髪を乾かすことができます。髪の毛が乾いてきたら、ブラシを使ってブローをしていきます。ブローが苦手な人は、髪をとかす程度でも問題ありません。
2.ヘアアイロンをかける場合にはコームが便利
Yシャツにアイロンをかけるとき、しわを伸ばさずアイロンがけすると、しわがYシャツに残ってしまうように、ヘアアイロンをかける場合も原理は一緒です。曲がった髪のままヘアアイロンしても、まっすぐにはなりません。コームで髪の毛を梳かし、まっすぐにしてから、アイロンを追随するようにかけていきましょう。慣れるまで、本当に大変ですが、覚えてしまうと、アイロンをかける時間が時短されるので、何度も練習をして慣れてください。コームを使ってヘアアイロンをしたことがない場合には、ヘアアイロンの電源をつけずに練習するのもいいかもしれません。
3.ヘアアイロンの温度は160℃
ヘアアイロンの温度は高ければ高いほど真っ直ぐになるって思っていませんか?私は、数年前までヘアアイロンの温度を210℃に設定して毎日使っていました。アイロンをかけた直後はまっすぐになっているので満足していたのですが、この当時の髪のコンディションは「パッサパサ」で、毎日トリートメントをしても、パッサパサな最悪な髪コンディションでした。
そんな折、行きつけの美容院で、ヘアアイロンの温度は170℃以下がベストであると、教えていただきました。教えていただいてから、2-3か月かけて、210℃から現在の160℃まで温度を下げました。ヘアアイロンをかけるまでの下準備(トリートメントやドライヤー)ができていれば、160℃でも髪の毛はまっすぐになるようです。というか、なります。高温(170℃以上)でヘアアイロンしている場合は今の設定温度見直すことにより、コンディションの良い髪になるかもしれません。
4.ヘアアイロンの滞在時間は1か所につき2-3秒程度
高温のヘアアイロンを長時間髪の毛に付着させたままにしていると、やけどの原因となり、髪の毛によくありません。コームで梳いたあと直ぐにアイロンを「すっ」とかける程度でOKです。
5.ヘアアイロンの後に冷風をかけると効果的
ヘアアイロンに慣れてきたら、ドライヤーの冷風で髪を引き締めると効果が持続する傾向があります。ちょっぴり大変ですが、試してみませんか?
Amazonヘアアイロン 売れ筋ランキング上位3位はSALONIAが独占
いくつものヘアアイロンのメーカーが存在する中、Amazonのヘアアイロン の 売れ筋ランキング(2017/10//11調べ)では、SALONIAの商品が上位3位までを占めていました。

商品名:2WAYストレート&カール 32mm プロ仕様220℃ヘアアイロン
メーカー名:SALONIA(サロニア)
商品価格:2,700円 (2017/10//11現在)
Amazon売れ筋ランキング 2位
商品名:ダブルイオンストレートアイロン プロ仕様230℃ 海外対応 SL-004SW ホワイト
メーカー名:SALONIA(サロニア)
商品価格:3,218円 (2017/10//11現在)
Amazon売れ筋ランキング 1位
商品名:ストレートヘアーアイロン ダブルイオン SL004S
メーカー名:SALONIA(サロニア)
商品価格:3,218円 (2017/10//11現在)
まとめ
ちょっとの手間で、ヘアアイロンを毎日使っていても、パサパさな髪の毛を軽減することができます。一気にすべてやろうとすると長続きしないので、一つずつでもいいので、今日から試してみてはいかがでしょうか。